- 子どもがうまれたら学資保険に入らなきゃ!
- いくらくらい毎月が払うのが普通なのかな?
なんて悩んだことありませんか?
子どもが産まれた家庭で学資保険に加入しているのは約4割超いるそうで、将来の学費の備えとしては一般的な選択肢になりつつあります。
ですが、学資保険って実はめちゃくちゃコスパ悪いんです。どうせ子どものためにお金を払うなら、損したくないですよね。
結論、「つみたてNISA+掛け捨て生命保険」にしましょう!「学資保険」よりもはるかに良い選択になります。支払う費用は同じだけど、完全なる上位互換と言っても良いでしょう。
本記事では学資保険の概要からおススメできない理由を説明した後に、 「つみたてNISA+掛け捨て生命保険」 の紹介をします。
子どもの教育費を貯めるのに損したくない・・・と思っている人は必見です。
学資保険とは
学資保険とは子どもが一定の年齢に達したときに「祝い金」などの名目でもらう給付金のある保険制度です。
例えば、子どもの大学受験時に200万を受け取るために、加入時から期間をかけて毎月保険料を振り込むようなイメージ。
働いているママパパ(主たる生計者)に万が一のことがあると、その後の保険料は免除されますが、大学受験時には契約時に約束されている金額200万を受け取れます。
支払う金額や期間、受け取るタイミングや金額はその学資保険によってまちまちです。
学資保険の使う用途
一般的に多いのは大学の入学年度の資金に使う場合が多いです。そのタイミングで受取金額を200~250万に設定している人も多いそう。その保険商品によっては中学校、高校の初年度に分割してもらうことや、保険会社によって選ぶことができます。
入学金などまとまった金額が必要なときに受け取るニーズが高いことがうかがえます。
学資保険に使われる一般的な金額
受け取る金額の合計の相場は100万~300万が一般的になっています。
明治安田生命のつみたて学資という商品を例にすると次のとおりです。
- 0~15才の間に払い込み満了(180か月)
- 支払いは14,929円/月
- 払い込み累計額 2,687,220円
- 受け取りは18~21才の10月1日に70万(計280万)
割と一般的な金額で月に支払う金額は1.5万円。
払えない金額でもないし、お金が減るわけでもないし、保険もつくし、悪い商品にはみえないかもしれれません。
悪い商品であったり、詐欺商品ではないのは事実。
でもそれが逆に落とし穴であったりします。
学資保険がオススメできない理由
理由は単純で、他にもっと良いやり方(商品)がある!!
というのが大きいです。それに加えて、ここでは学資保険自体のオススメできない理由を紹介していきます。
低すぎる返戻率
返戻率とは払った金額と戻ってくる金額の割合のことです。
例えば100万払って110万戻ってきたら、返戻率が110%となります。この返戻率がとにかく低すぎる!!
ちなみにこの110%ってトップクラスで利率が良い学資保険です。
15年以上かかってこの返戻率は一般的な投資で考えるとマジで低いです。
100万投資した場合で比べても、手元に戻ってくる金額は50万強変わってきますよ!
リスクが低い投資でも学資保険との差は5倍超
次に110%返戻率の場合をです。
先ほど紹介した保険とは別の学資保険を例に説明してみます。これは実際に私の家に届いたもの。
誰もが知る日本生命の保険です。
受取総額 300万 返戻率107.6%
--内訳—
大学入学17才 100万円
大学2年18才 50万円
大学3年19才 50万円
大学4年20才 50万円
就職 21才 50万円
払込金額 278.6万円
支払金額 約4.6万円/月
*子が0~4才の間の60か月間
毎月の支払いを短期間で頑張った割には全然増えませんorz
リスクが低い投資でももっと全然増えます。どのように金額が増えていくかは次の大見出しで説明しますね!
保障部分は掛け捨て生命保険で代替可能
お金が増えるという点ではあまりメリットがないというのはわかったけど、万が一の保険の部分が気になるって人も当然いますよね!もちろん代わりはあります。
それは掛け捨ての生命保険です。
お金かかるから、マイナスじゃね?と思ったかもしれませんが、この学資保険で受け取る金額よりも、リスクの低い投資をしながら保険料を支払った方が手元に残る金額は多いです。
メットライフ生命保険を例に説明してみましょう。
32才 男性
受取金額 500万円
保険期間 20年
月々支払い額 927円
1年間での支払額は1.2万円を切ります。
この保険で万が一の事態がカバーができるなら、教育資金を準備するのに、必ずしも学資保険である必要はありません。しかも万が一のときにもらえる金額も多いですし・・
では「学資保険」の代替策として、どのような方法がありえるのか?具体的な金額も交えて、次で説明してみましょう!
シミュレーション比較 学資保険 VS つみたてNISA
学資保険の代替策としては「つみたてNISA(投資) + 掛け捨て生命保険」です。
具体的な金額も示しながら比較していきましょう。
このような圧倒的な差になりました。
支払い期間 | 受取金額 | 万が一の場合 | その他 | |
学資保険 | 約278万 月約4.6万円(5年間) | 300万円 | 月々の保険金支払いを免除される。 300万円を受け取る。 | やむを得ず途中で解約した場合は元本割れをして受け取る |
つみたてNISA + 掛け捨て生命保険 | 約262万円 つみたてNISA →約3.3万円×6年間=240万 掛け捨て生保 →927円×20年間=約22万 | 494万円 *平均的なリターン | 500万 +つみたてNISAのつみたて金額 *500万は掛け捨て生保の保険金 |
このつみたてNISA(つみニー)の場合の計算ですが、内訳は次の通りです。
月約3.3万円(40万/年)×6年 元本240万
17才になるまでそのまま運用→494万
*5%(平均的なリターン)で設定
正直なところ、どのようなシチュエーションになったとしてもつみニー+掛け捨ての方が良い結果になります。
いや、こんなに都合よく増えるのかよ・・・と思ったかもしれませんが、今までの歴史を振り返ると実はこれが平均的なリターンでの計算です。
金融庁のデータでも20年以上の長期運用では元本割れをしたデータは1度もありません。
今回の場合、つみたてNISAパターンでは17年で計算していますが、万が一マイナスになっていた場合は、理論上はあと3年売らずに持っていれば、元本割れはしないです。
また一部だけ現金化することもできるのもつみたてNISAの方が使い勝手が良いです。例えば、高校の入学金が足りない、なんて場合でも、数万円だけ下すということもできます。
学資保険は元本割れすることが確定していますが、つみたてNISAは暴落直後とかのタイミングでなければ、元本割れすることなく現金化することができるでしょう。
また保証の面でも、万が一の場合に降りる保険金の額も多いです。死亡した場合も入学のタイミングを待たずに現金を受け取れるのも安心するのではないでしょうか。
手間の部分は若干、学資保険の方が少ないですが、そこまで大きな差はありません。
というのも、つみたてNISAと掛け捨て保険も口座連携やクレジットカード支払いの設定を最初すれば、そのあとは毎月すべきことは特にありません。
まとめ 学資保険を選ぶ理由は少ない
先ほどのシミュレーションで出した数字は平均的なリターンですので、決して夢を追った金額ではありません。
それを踏まえて考えると、学資保険よりも賢い方法と言っても言い過ぎではないでしょう。
ではどうしてそのような確率の高い方法なのになかなか普及していないと思いますか?
「つみたてNISA+掛け捨て生命保険」の方が「学資保険」と比べると保険会社の利益がかなり減ってしまいます。掛け捨て生命保険でが保険会社に支払っている金額は約22万なのに対し、学資保険は250万超です。そりゃー企業は学資保険を勧めますよね。営業マンとしても、なんとしても学資保険を売りたいはずです。
ではつみたてNISAと掛け捨て生命保険はどう選ぶべきかはまた別の記事で解説していきます。
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